【ポイント１】：給与所得者本人の合計所得がＡ，Ｂ，Ｃに区分される。（区分Ⅰ）
web給与は第二画面の「09.給与所得控除後の給与」から区分Ⅰを自動判定します。
★判定結果は、第二画面に赤文字で表示します。（「09.給与所得控除後の給与」の右）
【ポイント２】：配偶者の合計所得が①，②，③、④に区分される。（区分Ⅱ）
web給与では第一画面の「配偶者の合計所得区分」で選択入力します。
★選択結果は、第二画面にも赤文字で表示します。（「配偶者の合計所得」の右）
【ポイント３】：配偶者（特別）控除額は区分Ⅰと区分Ⅱをもとに表引きして決まる。
web給与には「給与所得者の配偶者控除等申告書」の下段の表が組み込まれています。
★控除額は、第二画面の「15.配偶者の（特別）控除額」に表示され、「17.所得控除額の合計額」に集計されます。
（注）：区分Ⅱが①，②は＜配偶者控除額＞、③、④は＜配偶者特別控除額＞ですが、両者は一体のものとして取り扱われます。（＜配偶者（特別）控除額＞）

旧来は「控除対象配偶者」でした。
（旧）「控除対象配偶者」　→ （新）「配偶者の合計所得区分」
「配偶者の合計所得区分」は【社員登録】－年調項目の「（特別）控除対象配偶者の所得区分」を初期参照します。

「16.扶養控除額等の合計額」は第一画面と第二画面に表示されます。旧来は「控除対象配偶者」の選択により自動的に配偶者控除額が決まり（一般控除対象者・・38万円、老人控除対象者・・48万円）その結果は、「16.扶養控除額等の合計額」に反映していました。
しかし、変更後は配偶者（特別）控除額は扶養控除の範疇から切り離され、「16.扶養控除額等の合計額」には反映せず、【ポイント３】のとおり「17.所得控除額の合計額」に集計されることとなりました。

用紙サイズ・・・Ａ５サイズ（Ａ４の半分）に変わりました(2015年度まではＡ６サイズ)。
特定の用途（税務署提出用/市区町村提出用/受給者交付用）を指定します。
用途選択ボックスは　EXCELボタンの右隣に追加されました。
(注)2015年度までは、Ａ４サイズの中に４つの用途をまとめて作成していました。
したがって2016年度は、用途選択ボックスで用途を切り替えたうえで必要な社員の源泉徴収票を印刷してください。

マイナンバーは【マイナンバー】→法人番号または個人番号　で登録します。
個人番号の入力画面は（本人）（配偶者）（扶養者）に分かれています。
（扶養者）の入力では　控除対象と16歳未満　の区分を指定します。
①番号を入力すれば源泉徴収票に反映します（法人番号、個人番号）。
ただし番号入力を省略すれば、源泉徴収票は空欄となります。
②氏名、ﾌﾘｶﾞﾅ、非居住区分は源泉徴収票に反映します。
③（扶養者）の区分（控除対象/16歳未満）も源泉徴収票に反映します。