2010/8/17
○月例給与入力で入力チェック欄を追加しました
★月例給与入力は、初期状態では、社員マスターから参照される項目や自動計算される項目には入力できませんが、
入力チェック欄にチェックを入れることにより該当項目に直接入力できるようになります。
年度の中途で過去の給与データを入力するような場合にご利用ください。
入力チェック欄@
- 「単価」
日給、時給、時間単価、不就労単価、回数手当単価、時間給手当単価、回数減給単価、通勤単価
- 「雇保」(雇用保険料)
- 「社保等」(社会保険料等)
健康保険料、介護保険料、年金保険料、基金保険料、月例用扶養人数、住民税
- 「所得税」(源泉所得税)
以上は従来からありましたが、以下を追加しました
入力チェック欄A
- 「日給時給」
通常、日給者の基本給は、日給×出勤日数で自動計算しますので直接入力はできません。
しかし、入力チェックを入れると、基本給に直接入力できます。日給と出勤日数は基本給計算に影響しなくなります。
通常、時給者の基本給は、時給×総労働時間で自動計算しますので直接入力はできません。
しかし、入力チェックを入れると、基本給に直接入力できます。時給と総労働時間は基本給計算に影響しなくなります。
- 「残業手当」
通常、残業手当は時間外単価×時間外勤務時間で計算しますので直接入力はできません。
しかし、入力チェックを入れると、残業手当に直接入力できます。時間単価と時間外勤務時間は残業手当計算に影響しなくなります。
- 「回数手当」
通常、回数手当は回数単価×回数で自動計算しますので直接入力はできません。
しかし、入力チェックを入れると、回数手当に直接入力できます。回数単価と回数は回数手当計算に影響しなくなります。
ただし、回数手当1は宿日直手当ですので非課税限度額が適用されます。このため直接入力はできません。
- 「時間給手当」
通常、時間給手当は時間給単価×時間給時間で自動計算しますので直接入力はできません。
しかし、入力チェックを入れると、時間給手当に直接入力できます。時間給単価と時間給時間は時間給手当計算に影響しなくなります。
(注意)再計算ボタンと入力チェック欄
再計算ボタンを押すと自動計算項目は再計算されます。ただし入力チェックが付いている項目は再計算されません。
入力チェック欄は継続して入力するときには前の状態を維持しますが、メニューの切替を行うとチェックは解除されます。
従って、入力チェックをつけて直接入力し保存した後で修正を行う場合は、入力チェックを付けるようにしてください。
でないと、自動計算機能が働いて直接入力した値が失われます。